ラテン・アメリカ研究コース

本専攻のラテンアメリカ研究は、日本の大学院の中でも数少ないラテンアメリカ地域研究に関する総合的コースの一つである。

特に政治、経済、社会、文化等を学際的なアプローチで学ぶこと、ネイティブの教官が参加し、スペイン語、ポルトガル語での授業や、文献の活用にも重点をおいていることが特徴となっている。コレヒオ・デ・メヒコ大学院大学、チリ大学、ペルー・カトリカ大学等との大学間交流協定を活用し、在学中に、留学等によって一定期間現地で研究をする学生も多い。brazil_ueno-1

修了生は、大学院の博士後期課程への進学、外務省の専門調査員として大使館等で働くほか(最近5年間では、メキシコ、ブラジル2人、ペルー、ベネズエラ、マイアミ総領事館)、民間企業に就職している。これまで卒業生の多くはラテンアメリカ研究を行っている全国の大学や、研究機関(アジア経済研究所等)、外務省等公的機関、海外事業を展開する企業等で主導的な役割を果してしている。卒業生を交えた研究会も開催されており、日本ラテンアメリカ学会などの学会活動への参加も活発に行っている。

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