北アメリカ研究コース

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北アメリカ研究コースはカナダ・アメリカ合衆国社会の政治・経済・宗教・文化・言語・文学等のあらゆる側面を取り上げ、常に最新の研究動向に注意を払いながら、日本という枠に捕らわれない視点から北アメリカ研究を進めている。

20世紀末に冷戦構造が解け、多様化していくグローバル社会の中でカナダ・アメリカ社会は、国内的にはその多様性を背景に様々な才能が開花し常に他の国から注目を浴び続けているし、国際社会での役割も多様化している。カナダは独自の文化多様性の政策で注目を集めている。アメリカ合衆国は良く右から左、左から右へと振り子のように揺れ動くと言われるが、むしろ国際社会が注目するのは、このようなダイナミズムがアメリカ社会は内包しているということであろう。

このような魅力的な北アメリカ社会を歴史と文化の深みから捉えようとする若い学生の新しい感性を大切にしながら、更に学問的に展開できる力を付けられるように支援する教育環境を提供している。また、二年次から交流協定先のワシントン大学(セントルイス市)に留学し、アメリカ合衆国社会の中で学んで更に視野を広げるようにと奨励している。

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