日本社会研究コース

日本社会研究コースは日本のメディア、情報社会、市民社会、政治過程、国際関係などの各専門研究を中心に、日本文化・社会の国際的展開に伴う諸研究課題に対応しながら、総合的に日本文化・社会を分析、解明することを目的としている。tokyo_yukari-1

メディア論、情報社会論、政治学、国際関係論などはもともとそれぞれが独立した研究分野であるが、現在急速に進行しているグローバル化、国際化といった社会・文化状況の変化のもとでは、こうした個々の学問分野では十分にとらえられない現象や問題が数多く出現している。日本社会研究コースでは、メディア論、情報社会論、政治学、国際関係論などを学びながら、こうした流動し変化する状況の中での日本の姿を総合的にとらえることを目標とする。

日本社会研究コースに所属する学生は、日本社会を広く深くとらえるための視点や方法論を学ぶことで、同時に、国際社会の中で活躍する能力や資質を身に付けることができるであろう。本コース修了後の進路としては、人文社会科学研究科・国際日本研究専攻などを中心とする博士課程への進学、高校、短大、大学などへの就職、一般企業への就職などがある。